青い鳥

アール・デコ挿絵本の魅力を思いつくまま

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アンドレ・プットマンあるいは       ポストモダンとしてのアール・デコ

バブル華やかな頃、ある億ションの内覧会に参加したことがあります。もちろん冷やかしですよ。もともと買う気はないというか、たとえ気はあっても・・・まあそれはともかく、お目当てはアンドレ・プットマン設計という触れ込みのインテリアでした。行ってみ…

“ 集めた本を読むわけがない ”

上のタイトルは鹿島茂著「それでも古書を買いました」の見出しです。挿絵本も同様で、コレクターにとってそれらは一種の美術品か西洋骨董であって、決して読書のツールではあリません。もちろん同時代の愛書家たちも読むために高い挿絵本を予約したわけでは…

「愛書家クラブ」という贅沢 ・・・ ディナーも付いてます

出版記念のディナーメニュー / 左2点 「エルネスティーヌ」 、 右2点 「ビリティスの歌・完全版 (ファクシミリ) 」 以前、手に入れた限定私家本に挿絵入りのディナーメニューが付いていて不思議に思ったことがあります。その後 ” エルネスティーヌ ” の上位トリ…